SM愛好家が集まり、調教や受け入れる体験ができるSMクラブを考えてみましょう。自分はどっちが性癖として引き立つのか、Sか、それともMか、または行いを一部包んだ軽い性格的なものなのか、それとも深部に差し込むような強烈なものなのか? どこでプレイしたい内容を詳細に検討して、それに最適なクラブを見つけよう! SMへの興味心を持ちつつも経験がないという人々が大勢いて、熱望しているがゆえに、SMクラブに踏み入れる際に不安感を抱くのは自然なことだと思います。
一般的にSMクラブを考えると、縄に絡め取られたり、鞭で打たれたり、ローソクの滴が肌に落ちる様子や、ドミネーターとして衣装に身を包んだ女王様が浮かび上がることでしょう。しかし、あまり遠すぎて実感しづらいせいか、進行不能となる壁に見えて無理な挑戦と感じてしまうのも理解できることです。
また、SMの起源は1886年にさかのぼり、フランスの著名な作家マルキ・ド・サドとオーストリアの作家ザッハー・マゾッホの名前からドイツの精神科医クラフト・エビングが創り出したという学説があります。
日本国内においては、1945年に「日本SMの祖」と称えられる伊藤晴雨氏が縛りたるされる女性のイメージを展覧会で披露していたという記録が残されています。その後、「奇譚クラブ」という当初はカストリ系の雑誌であったものが編集者の交代を経て、1952年辺りからSMをテーマにした雑誌へと進化しました。このように徐々に日本社会にSMが浸透し、そのピークに団鬼六氏の名作『花と蛇』がピンク映画として公開されたことにより、SMは一般化していきました。その結果、SMはかつては奇矯な行為の代表格とみなされていましたが、現代では一般的に親しまれる存在となりました。
そんなSMクラブですが、選ぶ際に重要なポイントは、自分がどちらに該当するか、調教する側のSか被調教側のMかをまず把握することです。その上でクラブでも各々に対応したものを提供しているか、または専門的に女王様に特化したものか、あるいはM向けのものに絞っているかを確認しましょう。さらにその範囲がソフトなものからハードなものまで広範にわたるので、自分の嗜好に合ったクラブを選ばなければ失敗したと後悔することにもなりかねません。
例えば、自分が「玉を踏み潰してほしい」と思っていたとしても、実際に女王様からハイヒールで踏まれる際の痛みに打ちのめされ、「これは想定外だ!」と思っても手遅れ。ヘッドスペースの中の願望と現実の体感は全く異なるものなのです。まず自分がどのような行為を受ければ気持ち良くなれるのかを深く考え、それに見合ったクラブを探すことから始めましょう。